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装苑
Who's Next New York: Sparkling Chandelier in the Universe
By Yasuko Soma

Published: January 28, 2006/ 2006年3月号

ここ数年、私の中でとても気になるシャンデリア・アーティスト、NATSUを紹介したい。シャンデリアといっても、私たちが想像する天井から下がるあのキラキラとしたものではなく、色彩豊かなプラスチックビーズを使ったなんとも不思議な形のオブジェ。“私のシャンデリアはあかりをともすものではなく、光を反射してそれ自体が光るもの。インスピレーションの源というのは特になくて、頭の中にぱっとイメージが浮かんでつくっていくうちに自分でも意識してなかったものが、自然とつながっていく”と彼女は語る。ビーズの語源には“祈る”という意味があるという。人間が生まれて、愛を感じ、そして死んでいく場所-ベッドもこの言葉にルーツがあって、彼女の創作活動のテーマのひとつだ。以前、ニューヨーク・タイムズ紙のアート欄にニューヨークのハモンド美術館で開催された“月の都:ビーズスカルプチャー”展が紹介され、アーティストとしてはまだ無名の彼女の作品が“自然の息吹を吹き込んだアート”として評価された記事を見た。そう、まるで蚕が繭を紡ぐかのように、NATSUは生命のコクーンをビーズで紡ぐ。
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